さあ、着きました〜Spandau!
モダン建築と廃材・廃屋をリノベした建物が混在するベルリン市街地に飽きて、ヨーロッパらしい、中世ドイツの街並みをみたい!って人に、お勧めのエリア。
ベルリンより起源が古い上、1920年まで、独立した街だったところ。
歩行者天国 Carl-Schurz Str.
さあ、早速、駅前の時計塔のある市役所の前、歩行者天国の通り(Carl-Schurz Str.)から、街歩きスタート!
定期的にマーケットも出ていたり、シュパンダウ編その1でも言いましたが、クリスマスマーケットが開かれるのも、この通りから。
ドイツ料理のお店やカフェ、お肉屋さん、ショップなどが立ち並ぶ通りを楽しみながら、少し広い広場で右折。
広場から突き合ったBreute Str.を左折して少し行くと、Gotisches Haus(ゴティッシェス ハウス) という、観光案内所兼郷土博物館があります。興味がある方はこちらもどうぞ。
※ごめんなさい、ドイツ語しか見つけられませんでした。
千穂子・観光ガイドに沿っていきたい方は、Wasser Str.を抜け、川へ出ましょう。
Havel(ハーフェル)というベルリンの2大河川の一つです。
ちなみに、Spandauはもう一つの2大河川Spree(シュプレー)とこのHavelが合流する地点でもあります。
川沿いを芝生が広がるエリアをゆったりお散歩しながら、左の方へ。
途中ベンチもあるので、座って、のんびりするもよし。
広場にはモニュメントもあったり。
川沿いを左の方へ進んで行くと、Spandauer Zitadelle(シュパンダウアー ツィタデレ)という、星型をした要塞も見えます。
シュパンダウ要塞について紹介しているブログを見つけたので、興味ある方はこちらを参考にどうぞ。
Spandau 最古のエリア Kolk
そして突き当りを道沿いに左へと行くと、Kolk(コーク)という木造の古い家が残る地区へ。
12世紀にスラブ人が定住したのが起源。
今も残る城壁は14世紀のもの。
ベルリンで2番目に古いカトリック教会のSt.Marienkirche(聖マリーエン教会)もあります。
今にも崩れそうな古い家並み。
通り名の表記も可愛い。
Brauhaus Spandau
Kolkを通り過ぎ、雄大な柳の木が覆いかぶさるようにある橋を渡り、Spandauのメインイベント、Brauhaus Spandau(ブラウハウス シュパンダウ)へレッツゴー!
はい、ここ、ビール飲む場所です!ビアガーデンです!
Brauhausというのが、醸造所という意味である通り、ここで醸造していて、建物の中には実際に稼働している、大きな醸造釜を見ることができます。
もちろん、定番のドイツ料理もいただけます。
高い煙突が目印の赤レンガのこの建物は1872年に建築され、冷戦時代はなんと軍部の洗濯施設だったという。
美味しい料理にビールをがっつりいただいたら、ほろ酔い気分で、大通りを渡って、最初の歩行者天国へ戻りましょう。
渡って少し行くとSt.Nikolai-Kirche(聖ニコライ教会)がお出迎え。
帰りはAltstadt Spandau駅からU7でゆっくり帰るのもいいかもですね。
今回は半日観光バージョンで紹介してますが、シュパンダウ要塞やゴシックハウスなども見るなら、ゆっくり1日かけてSpandauにお出かけもオススメです。
ベルリナーでもなかなか来ないSpandau。
独立していた街だけあって、とても興味深いエリアですよ。